【教則本】うまくなろう!コントラバス 永島義雄氏著【簡単感想まとめ】

【本,DVD】ウッド,コントラバス

コントラバスに興味があるでしょうか。

この記事はコントラバスに関する教則本を読んだ感想を記載します。

私は趣味でウッドベース を弾き始めて2年のアマチュアです。あらためて言語化することで自分の知識の整理にもなりますし、もし最初に知っていたら良かったと思うことを当時の自分に向けて書いています。もしこれから始められる方のご参考になれば幸いです。

1.きっかけ 

それまでロックやJ-POPでエレキベースを弾いていたのですが、ある時ビッグバンドに誘われ、飲み会とかで「やっぱりウッドの音が良いよなあ」と諸先輩方の意見もあり(?)いつの間にかウッドベースを弾いていました。ネットなどで色々な情報を集めていくとどうもこの楽器はウッドベース と呼ばれることもあればコントラバスと呼ばれることもあるという楽器と知りました。(むしろジャズで指弾きをする時にウッドベースと呼ぶような雰囲気も感じています)

それでコントラバスというワードで検索したりし始めました。

本屋さんの片隅でこの本を見つけました。

2.感想

この本は下記の構成で記載されています。

はじめに

PART1 楽器と弓について

 STEP1 楽器を知ろう

 STEP2 楽器の状態をチェックしよう

 STEP3 弓と松ヤニ

 STEP4 弦について

PART2 楽器の準備ができたら、音を出してみよう

 STEP5 楽器の構え方

 STEP6 弓の持ち方

 STEP7 右手の使い方の重要性

PART3 ポジション感覚を身につけよう

 STEP8 ポジション感覚とは

 STEP9 左手の正しいフォームを覚えよう

 STEP10 指を強くする秘訣を教えます

 STEP11 ポジション移動

PART4 すぐに役立つボーイング・テクニック

 STEP12 メソード(教則本)のススメ

 STEP13 発音について

 STEP14 音量と音質

 STEP15 基本的なボーイング・テクニック

 STEP16 ピッツィカート

PART5 グレードアップ作戦

 STEP17 「3度」音楽の基本

 STEP18 「5度」のインターバルと重音

 STEP19 「オクターヴ」 

 STEP20 「4度」「7度」

 STEP21 ヴィブラートに挑戦

 STEP22 速弾きに挑戦

 STEP23 エチュードを使った練習

 STEP24 「ハイ・ポジション」に挑戦

おわりに

基本的にタイトルの通りコントラバスの本であり、主に弓を想定した解説になっていますが、

左手の使い方とか楽器の扱い方は指弾きの場合と同じなので、指弾きする人にも参考になると思います。左手のアップの写真が多くて助かります。

(これは他のコントラバス関連の本やDVDについても同じ見方が出来ると思います。)

私のように弓が全く始めての方は別のDVDの方が良いかもしれませんが、周りに聞ける人がいないので松脂の塗る量とか参考になりました。

(結局 2、3回塗れば良いという人もいれば、好きなようにいくらでも塗ったら良いという人もいて、弓の品質や状態にもよるようなのでやっぱり自分で耳で聴いて良い音が出るかどうかに注目すると良いのかなと思いました)

内容は基礎からかなり応用まで充実していますが、薄くてまとまっている本なので良い本だと思います。

(ちなみに社会人になって後から知ったことですが、受験勉強とか資格試験を受ける場合でもまず薄い本からやり始めるべきだそうです。理由は限られたページ数でまとめる努力をして作られた本だからだそうです)

また本書の中に参考アルバムの紹介や教則本の紹介も多数されており、本書をスタートして他の書籍にもアクセスできるようになっています。

3.まとめ

コントラバスの弾き方に興味がある方に参考になるのではないでしょうか。

以上簡単ですが、まとめてみました。

ここまで読んで頂き有難うございました。

コントラバスのDVDとしては【教則DVD】コントラバスマスター【簡単まとめ】がご参考になると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました